こんにちはいるさんです。
今日はこれから登山をされる方、どこの山に登ればいいかわからない方に向けて3つほどルートを紹介したいと思います。簡単すぎないルートを選んでいます。なぜなら私自身常に挑戦という形で山選びをしているので、自分の身の丈より少し背伸びをすることで力がついていくと考えています。そうすることで必要な情報が的確に身につくようになると思います。もちろん無理のない範囲、山をやる方やアウトドアのショップ店員に相談もします。
✳︎あくまで個人の見解になります。
山登りを初めて「目標は富士山だ!」とされている方は多いのではないかと思います。しかしいきなり富士山に挑戦するのは、体力的にも精神的にも不安が大きいと思います。そこでまずどのような山から始めたらいいのかについて今回は話していこうかと思います。
目次
1.高尾山及び裏高尾
2.箱根の山
3.丹沢山系
1.高尾山及び裏高尾
関東に住む方なら聞いたことがあると思う高尾山(599m)ですが、その奥側の裏高尾もおすすめです。高尾山は山頂に向かうルートも1〜6号路と稲荷山コースの7つあります。https://www.takaotozan.co.jp/course/
ご自身のレベルによってルート選びをできることは大きなメリットだと思います。でもどれがいいのかわからない、、、だけどこれから頑張りたいと言う方には稲荷山コースをおすすめします。なぜなら、このルートは麓から山頂まで目指すコースでは一番ハードかつ尾根道を歩くコースとなっていて初めての山歩きにおいても3.1kmと短く、まだ歩き慣れていない登山靴で歩くことに慣れるのにほど良い距離かつ強度そして展望にも優れているからです。またコースタイムは山頂までおおよそ90分ほどとなっています。40分ほど歩くと展望台があり、新宿方面を望むことができます。そこで気持ちを新たにし50分ほどで山頂へと辿り着きます。山頂手前には200段以上ある階段があるので山頂までのラストスパート頑張りましょう!ちなみに6月ごろから10月ごろまでケーブルカー高尾山駅すぐでビアマウントも開かれているので、登山終わりに一杯やるのも最高ですね!
さて話は戻りまして、ここでまだ少し物足りなく、やる気に溢れているあなた!!ここから裏高尾へ参りましょう。裏高尾には、小仏城山(670m)・景信山(727m)・陣馬山(855m)があります。初めから陣馬山まで目指すとなると体力的・時間的に厳しくなると思います。ちなみに片道で高尾山〜小仏城山が70分、小仏城山〜景信山が60分、景信山〜陣馬山が130分となっています。ご自身で歩ける距離に応じてルートを選択することが大事です。これらの山からは関東平野を一望することができ、天気が良ければ東京タワーやスカイツリー、筑波山等を望むことができます。途中、展望スポットや茶屋などもありゆっくり楽しみながら自分にあった登山スタイルを探すことができます。
高尾山と裏高尾は、初心者向けの登山スポットとしては異なる特徴を持っています。高尾山はアクセスが良く整備された登山道があり、初心者でも気軽に登山を楽しめます。一方、裏高尾はより本格的な山岳登山が楽しめるエリアであり、経験や装備の準備が必要です。それぞれの特徴を理解し、自分の体力や経験に合った登山プランを作成することが重要です。また、山をやっている方と一緒に行くことでペース配分や歩き方を習いながら行くこともおすすめです。
2.箱根の山
日本の神奈川県にある活火山であり、箱根温泉として知られる温泉地があります。箱根山の頂上は、標高1,438メートルの大涌谷という火口があり、登山者にとって人気のある登山スポットとして知られています。その中で私のおすすめの山は明神ヶ岳〜金時山への縦走です。
強羅駅からスタートし明神ヶ岳(1169m)・火打石岳(988m)・金時山(1213m)へと歩く稜線コースです。コースタイムはおおよそ6時間となっています。稜線歩きという山をやる方なら憧れるシュチュエーションを都内から近い箱根で体感できるのもおすすめする所以です。
この縦走路は標高のアップダウンもあまりなく初めの明神ヶ岳への登りと最後の金時山への登りが核心になると思います。
私は金時山から見る富士山がすごく好きなので定期的にこれらの山に登るようにしてます。登山中にお会いすることもあるかもしれないですね笑
この写真は朝焼けを見るために金時山に登り山頂から撮った富士山の写真になります。
3.丹沢山系
丹沢と聞いてよく聞く山は、大山(1252m)や塔ノ岳(1491m)あたりが多いと思います。大山は阿夫利神社までロープウェイが整備されているので気持ち的に楽ですが、駅からそこから山頂まではしっかりとした山道なので舐めてかからないようにしましょう。
塔ノ岳は大倉のバス停から山頂までとヤビツ峠から稜線伝いに山頂を目指すコースが一般的です。私としては、大倉から歩くコースをおすすめします。なぜかというと大倉尾根(通称:バカ尾根)を歩くのですが、ここは標高差1200mあり、道中は階段の連続で割と単調なコースなのです。そこがまた己のメンタルを鍛えるのにも最適であると思います。またこの標高差は北アルプスの燕岳に向かう合戦尾根の標高差(1243m)と近しく、その先を見据えながら楽しむことができると思います。初めは大倉尾根のピストンで良いと思いますが、余裕がある方は塔ノ岳から鍋割山の方に縦走して帰ってくるのもありだと思います。ちなみに鍋割山の頂上にある鍋割山荘の鍋焼きうどんはすごく美味しいのでぜひご賞味いただきたいです!
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